つきひざはやる気ないからね

「いや、やる気はあると思いますが・・・」

NW英語プロジェクト・モノローグ

 このブログを見ているであろう、そこのあなたへ。

 あなたがこのブログを見ることは分かっていました。

 4つだけ質問をします。

 

 ①あなたは、英語が好き(得意)ですか?

 

 ②今、昔の授業で不満な点があれば教えて下さい。

 

 ③こうすれば、英語が好きになれる(なれた)のにという点は?

 

 ④今でも、授業、仕事や旅行で英語を使う機会がありますか?

 

 すべての始まりは、実家と自宅で、英語で大恥をかいたことでしたーーー

 

 私の実家近辺は観光地です。名前や特徴を出せば、「ああ、あの・・・」と言われるくらいには。2013年1月のある日、別の用事で観光名所を散策していた時に、外国人の夫婦2人に声をかけられたんです。主に買い物の仕方、商品の選び方を教えるよう言われたのですが、私は身振り手振りも使えずひたすら「Yes」「No」「This one」と言うことしか出来ませんでした。小学校から英語を習っていた優越感、中学のテストでトップを取った満足感、高校でも一定の成績は残せる勘違いによる増長が、その時一気に崩れ去りました。

 

 でも、何故かまだ平気でした。

 

 実際大学時代から成績は急降下して行きましたし、中高で海外経験はありますが今は国内で夏に旅行する位で海外に出ることはないし、何より外国人が私に物を尋ねてきたのも何かの偶然だろう、と。だいたい、私はNEWSWEB(NEWSWEB24)で一応常識も仕入れているんだし・・・、とそう思い込んで、思い上がっていたんです。その時は。

 

 そして2回目の大恥をかいたのは2013年3月。ごく最近です。NW24の放送がない土曜日、今の自宅近くで、大学時代の友達に「英会話教室に行かない?」と誘いを受け、約10年ぶりに英語を勉強することになりました。内容はビジネスホテルの喫茶室の一角を借りて、外国人の先生1人と友達と私、あとは同じ目的を持った他の参加者3人、計5人ぐらいでひたすら「自分の英語」を使って時事問題も趣味も、好きな、話したい話題について語りあいます。ここでは英語に行き詰まったら先生が英語でフォローしてくれます。会話自体に詰まれば日本語で先生に、及び生徒同士で意味を聞きあったりしても大丈夫。

 

 ただ、そこでは学のある人、時事に詳しい人、話題に詳しくなくても単語や文法を沢山覚えている人のほうがどうしても会話の優先権を握って、どんどん話を先に進めていってしまいます。一緒にいる友達も分からないなりに日本語で聞き返しているのに・・・。言いたいことの2割も言えず、ショック以上のものを受けました。いや、あのさあ、ここでも話せない自分は何なんだ!?しかも、NW24では日本語で、Twitterで沢山つぶやいているのに・・・リアルでは、とりわけ英語では、言いたいことこれっぽっちも言えないの!?二重、三重、ひたすら衝撃に打ちのめさ・・・いや、待てよ・・・

 

 もし、もし今度、実家か自宅の近くで外国人に話しかけられたらどうするの?ひょっとして今度も震えながら2,3語話すだけなの?

 

 もうイヤだ!いや、イヤすぎる・・・

 

 こんな、いざという時に自分の言葉でひとっことも喋れない自分は!確かにこの10年で英語は全く使えなくなってしまった、でも事実を受け入れるとか、好きになる努力すらしない、そんな自分が何よりイヤだし、いっそのこと変えてしまいたい!

 

 帰り、タクシーの運転手さんに英語の授業の話をした時、「それは全く英語の通じない外国に行って揉まれないとダメなんじゃない?」と言われました。しかし、そんな境地にもなれず・・・NW24を見ていたから、自分は少しばかり偉くなったと勘違いしていたんです。でも、この中途半端。

 

 後日一緒に参加した友達と英語で時事問題についていくのは難しいと改めて話していた時、

 

 「ひょっとして、NW24及びNWを使って、なにか英語で、しかも自分の言葉で時事問題等を話せないかな?」

 

 と思いついたのです。後日、フォロワーの方で、社会人と学生の方に上記4つの質問をアレンジして聞いてみました。

 

 授業では頻繁に使う反面、実際に外国人と対面するまで使う機会がなく、英語の必要性を感じられない。

 

 転職等人生の転機に必要になってくるが、授業では教科書の常識を押し付けるところもあった。ワンポイント会話なら対応できたのかも・・・

 

 ちなみに主人は「勉強なんてやろうと思えばどこでもできるんじゃないの?」が口癖だったりします。そして1月に観光地の近くで再会した国語の先生に弱気なことを言ったら「勉強は、やろうと思えばいつでもできるんだよ」と襟を正されました。英会話教室の友達とは、「勉強はやろうと思えば何度でも出来るんだよね」と確認したことも・・・。

 

 さて、勉強は「いつでも」「どこでも」「何回でも」できるのか?

 

 ちなみに英会話教室に参加したのもその講座の参加費が1回1000円ポッキリだったからなんですよね。専業主婦だから締めるとこ締めないと。私は「頭いい」か「残念なやつ」かと聞かれれば間違いなく「残念なやつ」の方です(数学はよく進級できたなってレベルなんだよ!)しかし、ただの「残念なやつ」の方にはなりたくない。どうせなら、英語が使える側の「残念なやつ」でいたいし、自分の言葉で伝えられる「残念な」人間でありたい。自分自身への少しのアンチテーゼと限りない好奇心は常に持っています。

 

 いつでも・どこでも・何回も・低コストで。

 NEWSWEBと英語を楽しむために・・・。

 

 NW24時代、第1期ナビゲーターの方にはこの1年でそれぞれメッセージを私なりに受け取りました。特に、瀧本さんには武器の作り方をも教えていただいた。皆にお礼を言うつもりでいたけど、瀧本さんには惜別だとか励ましの言葉とか届けるより、早くこうして新しい武器のようなものとしてお届けしたかった。その方が、瀧本さんがより喜ぶと思ったから。第2期ナビゲーターの方々には、これからより良く番組を楽しんで、運営していただくための、小さな楔のようになれば、と。

 

 そして、2013年4月。英会話教室の友達と再会し、私のNWと英語に関するノート(武器っぽいもの)を彼女に見せたんです。彼女は民放のニュースを朝夕チェックする感じだったけど、NHK、NW24及びNWに関心を持ってくれて、食い入るようにノートを隅々まで見てくれた。ギリギリでこれは本当に嬉しい誤算。だから、まずはこの子が英語とNWにこれからも興味を持てるよう、続けます。

 

 その武器、いや、興味を持てるとっかかりを、今私が、私なりのやり方で、勇気と少しの自信と限りない好奇心を持ってお伝えします。もう一度お伺いします。(こっから1期ナビ、2期ナビ、斉田さん・・・ややまとめて11人にメンション飛ばすよー!)

 

 ①あなたは、英語が好き(得意)ですか?

 

 ②今、昔の授業で不満な点があれば教えて下さい。

 

 ③こうすれば、英語が好きになれる(なれた)のにという点は?

 

 ④今でも、授業、仕事や旅行で英語を使う機会がありますか?

 

 第1期ナビゲーター、第2期ナビゲーター、橋本アナ、真下アナ、斉田さん、スタッフの方視聴者のあなた方と私・・・スタートラインは一緒です。

 かるーくお勉強しましょうか。

 

 

【英語プロジェクトで用意するもの】

B5ノート1冊(自由帳じゃない普通の)、

黒か青のボールペン

シャーペン

赤ペン(ボールペンでもサインペンでも)

消しゴム コンビニでも100円ショップでも比較的揃えやすいものにしてみました。さっ、急いで急いで!

NW24をめぐる、とある夫婦の話

 私たち夫婦は2人で1つのテレビを見ています。それはNW24の時も一緒。私がPCでつぶやいて、主人がその横でリアルにニュースにコメントしていくという感じでしょうか。

 

 主人に関してはツイッターでも色々書きましたが、実際はいろいろな面で「かなわない」相手です。単なる男友達なら嫉妬していたでしょうし、女友達なら引け目を感じて付き合わなかったっていうか・・・(じゃあなんで結婚したんだって話ですが)。

 

 そんな主人は相変わらずNW24を見た時は「津田もたまにはいいこと言うじゃん」とか「今回ばかりは古市に同意だな」などと容赦ありません。他に私が木村さんのアイコン(試作段階)を作れば「それハンターハンターの主人公じゃね?」と突っぱね、速水さんのイベントに行こうと考えたら「お前と俺の住んでた所、あれ団地でもなんでもないよ?」と引き止め、「で、火曜は新しい人なの?」・・・おいおい失礼のレベルを超越してんじゃないか。

 

 しかし、表面上のスペックでも社会経験でも「かなわない」。

 私が苦手とする経済や外交の話はむしろ主人のほうがよく喋りますし、放送中に私がついていけなかった話題は放送中か終了後に主人に聞き返すことがよくあります。NW24関連の文章を打ち込んだり、周辺のフォロワーさんに連絡を取る時の文章を見せて「これどう思う?」と聞くのは日常茶飯事。それくらい、私は昔から人と付き合うことにコンプレックスを抱いていましたし、実際人付き合いが上手いのは主人の方なので、色々頼ってしまうところがよくありました。

 自然と主人の言うことの方が絶対的、と私の頭の中では勝手に決めつけていた節もあったのかも知れません。

 そして、たまにナビゲーター5人や斉田さん、真下アナに注目しすぎてしまうと、主人の顔もそれとなーく曇ってきます。ある日いつものようにナビゲーターの感想を書いたブログの記事を見せて「こんな感じでいいかな?」とNW24放送前後に聞いた時のこと、

 

 「お前は・・・お前は何をやっているんだ!?」

 

 そう強い語気で言われてしまったんです。

 

 「お前のやってる事は、これから誰かの支えか、助けになるかもしれない。だから、もっと自信持ってやれよ」と。

 

 それから、ツイッターでも恐れずに意見を言ったり、他のフォロワーさんとのやり取りを堂々と行うようになりました。いずれにせよ、昔からですが、彼がいなければ今の私は存在していません。きっと。NW24放映時は積極的にPC使っていいよって言ってくれましたし。ツイートが載った時は自分の事のように喜んでくれたり、他にも・・・。「は?俺の事?別にブログの記事にしてもいいんじゃない?」とそれとなく言ってくれたこともあわせて・・・(そして本当はお互い名前で呼んでるけどここじゃ書けないお詫びも含めて)ありがとう。

NW24と、「私」の軌跡④、そして・・・+α

 職業も、立場も、性格も違うナビゲーター5人。だけど1つだけ幸福な共通点があります。この5人はそれぞれ本を出されています。古市さんの旅行の話、瀧本さんのディベートの話、津田さんのTwitter活用術、速水さんの歌謡曲の話、木村さんのインタビューの話、どれも生きながらにして伝説になった5人の智慧がつまっています。新書なら800円前後するかな?これを高い授業料、安い授業料と判断するかは、私達視聴者次第。

 

 だから、いつでも、そしていつまでも会える。

 

 そうやって、新番組も、第二期のナビゲーターの方も、橋本アナも、真下アナも、斉田さんも、スタッフの皆さんも大切にして、私達も繋がって、語り継いで、2年、3年、この先、もっと、よりよい番組にしていきましょう・・・そして数年後第一期ナビゲーターが集まって、NW24を振り返る番組コーナーが出来たら最高じゃないですか。皆さん不定期で登場される日まで、それまで、

 

 どうか、生きていて、生きていってください。

 

 5人の誰もが、代わりのきかない存在だから。

 

 あのー、戻ってくるまでに働き過ぎで変な病気になるとかもナシですからねー?あと振り返る機会があったとして5人とも既にボケたおじいちゃんとかになってるのもイヤだなあー。なるべく早めがいいなあー。

 

 最後、木村さんの放送回終了前後にTwitterであることをします。ただしそこでパロディとかブログとか診断メーカーとか作るつもりではありません。この私だけが出来る方法で、どうしてもお伝えしたいことがあります。デジタル化社会の恩恵を受けながら、未だアナログの手法でしか表現できない、私だけのやり方で。これは、ナビゲーターが全員交代する旨を知らされた翌日に、悲しくて悲しくて書いたものです。でもこうして書くことで一歩を踏み出し、立ち直る以上のことが出来ました。瀧本さんは放送後記で「(ナビゲーターや瀧本さん自身が)永遠の転校生」と言っていた。だったら、なおさらこの方法で送り出そうと・・・ん?「送り出す」は違うかなあ・・・どうか、受け取ってください。「スマホじゃないの?」「言い方があるでしょ」「ちゃんと描いて!」「字が読みづらい」「つーか誰?」って5人分のお叱りを受けるかもしれませんが・・・。

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 それでも、つぶやけて、繋がることの出来る場所がある。

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 今までも一人じゃないし、これからも一人じゃない。

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 ようこそ、いつも、いつまでも繋がり続けるわたしたち、視聴者の輪の中へ!

 

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 古市憲寿さん、瀧本哲史さん、津田大介さん、速水健朗さん、木村俊介さん、この5人に、橋本奈穂子アナ、真下貴アナ、斉田季実治さん・・・8人が、そして、より多くの人が携わる番組に参加できた自分を、絆を紡ぐことの出来る私達を、本当に誇りに思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、あれ・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あのー、ひょっとして、まさかこれでもう終わりとか思ってませんよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 んでー、まさか泣いちゃったりとかしてませんよね、ね?

 あと、ジーンとしてるとか。

 開放感でいっぱいだとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 例によって、また5人分の理由を用意して参りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで事前勉強しなくて済むなあ」

「いやー、次の仕事があるんだよね」

「そもそも忙しいからなあ」

「もうNHKは離れるしー」

「しばらくは充実感に浸っていたい・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 果たして・・・本当に、本当にそうでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?

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あれ?

 

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え!?

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 分かってるとは思いますけどー、念のため言っときますねー?確かにNW24は終わりはしましたけどー、次の勉強はもう始まっちゃってるんですよねー。少なくとも、私の中では。そして、私と、周りで繋がっている数人の中では・・・。

 

 

 つきましては4月の第1週から私の英語経験、及びNWに関するモノローグを流します。これは、第1期第2期ナビゲーター、橋本アナ、真下アナ、斉田さん、スタッフの皆さん、私達が1週間、番組に慣れるためです。「また自分語り?」って思われますけど、これがなかなか。どうせまた失敗談ばっかりだから皆ガンガン笑えばいいといいよ!

 

 ただしー、いつまでも、笑い続けられる覚悟があるかなあ・・・?

 

 そして、笑ったり、自分自身の姿を見たりしながら、「どうせなら・・・」って思われなたら、またこちらの目論見は大成功なんですよ。ね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その覚悟ができた人達だけ、どうぞ、ついてきて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後悔も、損も、させませんから。きっと。

(もし「俺は私は損してるぞコノヤロー」って思われたら遠慮なく言ってきて下さい。あ、自分の言葉でね)

 

 キーワードは「英語」です。どうぞお楽しみに。

 

 今日のところは以上だよ!

 じゃあまったねー!おやすみー!

NW24と、「私」の軌跡③

 そんな第一期ナビゲーター5人にお願いがあります。いや、お願いと言うよりは、もはや私のわがままに近いものがありますが。でも、どうか聞いてください。少しでも受け止めていただければ嬉しいです(そしてそれが、視聴者側の総意であれば、なおさら嬉しいです)。

 

 どうか、どうかもっとこれから出される本、過去に出された本、出演される番組やイベントの情報を私達に教えてください。しかも、自信を持って。大声で。誰よりも、早く。

 

 「それはリサーチ不足では?」→本当にそうなら謝ります。

 「NHKだと制約が・・・」→これからは一応自由です。

 「宣伝し過ぎると人が離れる」→言わなきゃ伝わりません。

 「NW24見てる層は買うんじゃない?」→それは100%違います。

 「すtステマ言う人がステマなんです

 

 古市さんが近所でサイン会やったり、速水さんが働いてた雑誌社で今連載を持ってたり、木村さんが「会心の原稿」とつぶやいた雑誌で瀧本さんが連載してたり、本当に知りませんでした。でも、私も津田さんのメルマガようやく読み始めたし、速水さんのテレビ出演も気づけなかったしなあ。そもそも5人全員フォローしたのもギリギリだったから、おあいこかな。ブログやメルマガならともかく、Twitterは非常に流動的です。誰もいつも見てるとは限らないし。こうしてよりよい情報が流れてしまうのはもったいない。

 

  あとね、地方在住なんでどんな素敵なイベントが東京であっても宿の確保とか心の準備とかしなきゃいけないわけですよ。シャイな人が多いのかな?前日や当日ギリギリで告知する人もいらっしゃるからなあーもうちょっと早めにしてもらえると嬉しいかなー。「あれ?これ宣伝しすぎなんじゃない?」それぐらいで、ちょうどいい。あまり大声では言えませんが、速水さんと木村さんに関しては「命の恩人」だと思っています。いや、最近は津田さんもかな・・・もう、古市さんも、瀧本さんも、早く、こっちへおいでよ!

 

 さて、どうしてここまでNW24第一期ナビゲーターにこだわって書くのか?この記事を見てる人は誰しもそう思われるかもしれません。この私も謎に思っている節はあります。ただ、あと少しで終わる危機感、地方在住であることの少しの不安感、そして3ヶ月は見ていなかった欠乏感が私の原動力になったことは言うまでもありません。

 

 実際、ネットを離れたリアルの知人数人から「働き過ぎじゃない?」と心配されたこともあります。でも、昔の私は病気で動けなかったり、勝手に落ち込んだりして自ら動かなくなったりして、後悔の連続でした。今の私は違う。違うと思いたい。こうして書くことで生きている実感を証明したかった。それにNW24の為に走り抜いたとしても、もう後悔はない。大丈夫だから。だって、命の恩人があの場所にはいる。しかも、2人も。他の3人も、そういう存在になりうるし、もうなりつつある。NW24が、翼を作ろうと、羽根を集め、もがいてた私をもう一度羽ばたかせてくれたんです。

NW24と、「私」の軌跡②

 今度の番組「NEWSWEB」はナビゲーターは勿論、時間帯、番組進行も変わります。私が新番組を、第二期ナビゲーターの方々を好きになれるかどうかは分かりません。しかし、好きになる努力はしようと思います。少なくとも、2013年4月の第1週は見ようと。もし見られなかったら、理由は番組前後にきちんとつぶやこうと思います。ここまでぶっちゃけたんだし、そこはもう説明責任でしょう。

 

 これから登場される小室さん、山崎さん、濱野さん、為末さん、安田さんの誰かを悲しませることは、ここを一度去っていく古市さん、瀧本さん、津田さん、速水さん、木村さん、そしてここに残る橋本アナ、真下アナ、斉田さんの誰か(ひいては全員)を悲しませることにつながります。OA中の意見の食い違いならともかく、不意に私達が騒いでまですることじゃないし、あってほしくないと強く願います。「2期面白いなあ」「1期のほうが良かったなあ」それは視聴者も番組制作スタッフも分からない。ただ、1期メンバーが過去の座標軸になるのは間違いない。夭折だとか職場の早期リタイアとかで伝説を作る人物は存在しますが、古市さん、瀧本さん、津田さん、速水さん、木村さん5人は生きながらにして伝説になったんです。これは生きててもなかなか出来ることじゃない。いやー、かっこいい・・・。

 

 ただ、小室淑恵さんは橋本アナ以外の女性の視点が入る。山崎亮さんは、昔進路でお世話になったことがありました。濱野智史さんは橋本アナと同い年の松坂世代為末大さんは誰よりも1番の有名人。安田洋祐さんは前向きなツイートが多い。未来の座標軸は、第二期ナビゲーターの方々の手中にあります。ほら、見えてくるでしょう、顔をひきつらせたり、涙ぐんだり、ハンカチを噛んだり、おかしな日本語を喋ったり、地団駄踏んだりして「ちくしょー!ナビゲーターやってた頃の方が良かったぜー!」って悔しがってるレジェンド5人5様の姿が!

NW24と、「私」の軌跡①

 私個人の視聴環境は、主人と2人で1台のテレビを見ています。これは力強いようで、非常に危うい。価値観が「私」か「主人」の2択しかない。相手の生活もあるから、一人暮らしみたいに好き放題テレビやネットに繋げるというわけでもないし。また、現実の友人は何人かいますが、たとえ近所に住んでいてもいつも繋がっているわけじゃない。仕事だったり育児だったり他人の立場が分かれない。これは危ないことだと思ったんです。だから、HNでも気軽に繋がることのできるTwitterに1つの救いを求めたのかもしれません。

 

 特に平成生まれ以降の若い人と近づく機会は殆どありませんFacebookもしてますが、主に同い年の子(アラサー)ばかりで。だから、現役の学生の方々とNW24を通して繋がれたのは本当に奇跡でしたし、Twitterの凄さを思い知らされました。また、NW24中心のつぶやきコミュニティに加えていただけたのも、大変幸福でした。

 

 そんな私ですが、11月のトークイベントには参加していません。家事に向き合っていたのもあるし、その時は風邪もひいていて、両隣になった人にうつしてはいけないと思って自粛してました。その時は予習もしていなかったから、中途半端に番組に向き合いたくないと思っていました。出演者の皆さんに失礼な態度を取りたくなかった。一方で、こうも思っていました。「どうせ、この番組、来年も続くんじゃない?しかも、同じメンバーで」・・・これは、視聴者、いや私自身の怠慢です。本当にごめんなさい。

 

 だから、まず瀧本さんがメンバーから外れるツイートをされて、番組公式から第一期ナビゲーターが全員交代する旨を知らされて、本当に悲しかった。今まで皆で少しづつ作っていた場所がなくなるんじゃないか・・・そういう不安や怖さで胸が一杯になっていたんです。だけど、泣いている暇はないし、泣くぐらいなら、出来ることをしていって、思い出を作ろう。そう思って #nhk25 の場所をお借りして、色々発信してきたつもりではあります。実際、Twitterで繋がった他のフォロワーさんが第二期ナビゲーターの方々の情報を掲載されたり、「投稿楽しみにしています」と声をかけて下さったり、その過程から立ち直れた自負はあります。他、もっともっと・・・皆、本当にありがとう。

 

NW24考察・速水健朗さん

 「NEWSWEB24」、最初の1週間はほぼギスギスしながら番組を見ましたが、速水さんの時は違っていました。1番フラットな見方ができると思ったし、視聴者と橋本アナ、評論家などのゲストの方を繋ぐ役割がとにかく上手い。津田さんが出塁する先頭打者としたら速水さんはバント職人?「ああ、この人の言ってることに、嘘はないんだな」と安心した記憶があります(別に他の4人が嘘を言ってるとかいう訳ではありませんが・・・)。

 

 さて、そうなると今度は著作を見ないといけない。著作に目を通して、果たして私の感じた直感が正しいのか、確認したい。昔無責任に物を言ってた時に「お前は作家とか好き勝手語ってるようだけど、その人の書いたものを1冊でも見てから言ってるの?」と恩師に注意されてからは作品を少なくとも1冊は読むようにしてはいます。「都市と消費とディズニーの夢」はNW24放送中の2012年8月に出されたのでちょっと外して、過去速水さんは単著だけでこれほどの本を出されていました。タイトルだけ見た時の私の感想。

 

「自分探しが止まらない」ーなんか中二病っぽい。自分の黒歴史を見てるようでイヤ

「ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち」ー何か自分とは逆方向の人(私は中学高校時代はスクールカースト最下層の地味子でした)の話なのかなあ・・・パス

「ラーメンと愛国」ーダイエット中。ヘンに感化されてラーメンを食べ過ぎるようになったらイヤ

 

 そして新書デビュー作の「タイアップの歌謡史」。これならJ-POPを内包した歌謡曲の話だから、1番とっつきやすいんじゃないか、と思ったんです。邦楽好きだし。ただし、これを手に入れるのはちょっとコツがありまして(他はAmazonで買えます、聞かれればお答えします)、大学時代に会得した買い方でちょちょいっと。

 

 で、ほぼ全作揃え、結局読破したのは「自分探しが止まらない」だったりするんですが、速水さんの本を読んでみて、驚きました。いや、驚いたというのは、生易しい表現なのかもしれません。色々表現方法は思いつきましたが、「魂を喰われそうになる」という経験は初めてしました。しかも、過去の文豪や偉人の作品などではなく、今を生きている人間に・・・。それほど衝撃的な体験だったんです。あえて言うなら、あの・・・あーこれ以上言うとネタバレになっちゃうわー。とにかく共著も単著も、読んでるだけで電流が走るというか・・・。でも、全身ビリビリしながら、「ああ、本当は、私でも、出来ることがあるんだ・・・」という生きる希望がわいてきたのははっきりと覚えています。なお、速水さんの研究対象は本当に、ほんっっっっとうに多岐にわたります。お覚悟を。

 

 まあ、別に雷に打たれても今んとこ批評する方には回らないですけどねー。「団地団」とかほんと面白いっすよー。団地妻のとこしか読んでないけどーすごくふかいんだー。そりゃともかく。興味のある所から読んでみると本当にどの1冊も楽しく読めます。そしてこれからも、よりよい読者であり続ける努力をもします。速水さん、ありがとう。